IllustratorCC2017新機能―サンプルテキストの割付を手懐ける

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Illustrator CC2017がリリースされましたね。色々と新しい機能を試す方も多い事と存じます。
わたしはと言えば、当初からβテスターをしていた事もあり、なんだかぴんと来ていない状態です。また、前回のリリースで散々上げた情報がことごとく「でも、だって...」だった事も関係しているのですが、それはまた別のお話でございます。
今回は、例のアレです。デフォルトにサンプルテキストを勝手に流し込むアレです。余計なお世話系実装でブツブツ文句言うのもなんですが、もうちょっと爽やか系を求めたいと思いました。

やもさんのご所望、ドグラ・マグラです。
defaulttext1.png
この本は通して読むと結構つかれます。はい、関係ないですね。これはあまりにアレなので...
「吾輩は猫である」でいってみましょう。
defaulttext2.png
こんな感じになります。
さて、改変する部分ですが、Macintoshの場合
/Application/Adobe Illustrator CC 2017/Support Files/Resources/ja_JP/Lang-Resources/Illustrator.ztx
ファイルです。Windowsでもアプリケーションフォルダ以下の構造は同一だと思います(未確認)。
2MBを超える大容量テキストデータですからご注意下さい。また、パーミッションがリードオンリーなのでそこも調整が必要です。
ファイルを開いて「PlaceHoldeText」を検索しましょう。あとはデフォルトのものと差し替えて保存するだけです。先のドグラ・マグラの様に改行が必要な場合は「\n」を使います。
一応サンプルを掲載しておきましょう。

...
"$$$/PlaceHoldeText/Sentence1= ............ブウウ――――――ンンン――――――ンンンン..................。\n 私がウスウスと眼を覚ました時、こうした蜜蜂の唸るような音は、まだ、その弾力の深い余韻を、私の耳の穴の中にハッキリと引き残していた。\n それをジッと聞いているうちに......今は真夜中だな......と直覚した。そうしてどこか近くでボンボン時計が鳴っているんだな......と思い思い、又もウトウトしているうちに、その蜜蜂のうなりのような余韻は、いつとなく次々に消え薄れて行って、そこいら中がヒッソリと静まり返ってしまった。\n 私はフッと眼を開いた。"
"$$$/PlaceHoldeText/Sentence2= かなり高い、白ペンキ塗の天井裏から、薄白い塵埃に蔽われた裸の電球がタッタ一つブラ下がっている。その赤黄色く光る硝子球の横腹に、大きな蠅が一匹とまっていて、死んだように凝然としている。その真下の固い、冷めたい人造石の床の上に、私は大の字型に長くなって寝ているようである。\n ......おかしいな............。\n 私は大の字型なりに凝然としたまま、瞼を一パイに見開いた。そうして眼の球だけをグルリグルリと上下左右に廻転さしてみた。\n 青黒い混凝土の壁で囲まれた二間けん四方ばかりの部屋である。\n その三方の壁に、黒い鉄格子と、鉄網で二重に張り詰めた、大きな縦長い磨硝子の窓が一つ宛、都合三つ取付けられている、トテも要心堅固に構えた部屋の感じである。"
"$$$/PlaceHoldeText/Word1=テキストを入力します"
"$$$/PlaceHoldeText/Word2=私がウスウスと眼を覚ました時"

こんな感じですね。文章は双方とも青空文庫から頂いてきました。
......しまった、全然爽やかになっていないw

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このページは、tenが2016年11月 5日 12:18に書いたブログ記事です。

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