Windows版builderリリース

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CreativeSuiteSDKというのはCreativeSuiteCSのアプリケーション(AI・ID・PS・IC・Br・AE・PR等、残念ながらBrはCS6でサポートを外れました。利用出来るアプリケーションはExtendScriptとほぼ同じです。)用のエクステンションパネルを開発する為のツールです。このツールは技術的にはFlex(Flash)がベースになっています。ですからActionScript3を利用して開発を行うのですが、該当のアプリケーションをコントロールする為のオブジェクトモデルがExtendScriptのラッパークラスでして、ExtendScriptと非常に良く似た構成でプログラミング出来ます。
その為、ExtendoScriptとも非常に親和性が高く、ユーザーインターフェースのみFlexコンポーネントで構成して、スクリプト自体はJavascriptを駆動する様な構成も可能です。
さて、このSDKは無償で提供されるものだけあって、扱いがとても面倒くさいのです。AdobeとしてはExtensionBuilderというFlashBuilder4.6上で動作する開発ツールをリリースしています。こちらは月額10$のサブスクリプションとなっていますが、コンパイル設定から環境まで非常に効率良くいじれますし、とても使い勝手の良いツールです。しかし、FlashBuilder自体もそうそう簡単に導入出来る様な価格ではありませんし、月額10$といえど課金が生じているとなるとデベロッパーでも無い限りおいそれと導入出来る物でもないでしょう。
できればタダで利用したい。というのが本音なのですが面倒くさいのは避けたいと言うのも心情です。ここで考えたのはこの面倒くさい部分を如何に隠蔽してしまうかです。コーディングは以前mxml向けのplistを作っていますのでCoteditorで何とかなります。やはり一番のネックはコマンドラインの利用部分でしょう。と言う事で始めたのがbuilderの開発でした。
今回リリースするのは開発が遅れていたWindows版です。

CreativeSUiteSDKのセットアップはマック版リリースの時に解説しているので割愛します。設定が若干変わりますので、以下を参照して下さい。

4.設定
各種コマンドを認識させましょう。
mxmlc
WIndowsの場合はamxmlcが使えません。実はamxmlcというのはシェルスクリプトでして、実行ファイルではありませんのでコマンドプロンプトからだと利用出来ますがネイティブプロセスとしては動きません。もっとも、Windowsではamxmlc.batを利用するようにドキュメントに書かれていますので、そのバッチファイルに従って、おおもとのmxmlc.exeに「+configname=air」のオプションスイッチを付加して起動します。このオプションはハードコードしてありますのでWindows版ではamxmlcコマンドがmxmlc.exeに変わっただけに見えたりします。

./CreativeSuiteSDK/CS Flex SDK 3.4.0/bin/mxmlc.exe

が該当するファイルです。テキストボックスの横のボタンをクリックしファイルを選択して下さい。

Java
ウィンドウズではJavaはバンドルされませんのでインストールが必要なケースもあります。インストール済みでしたらJavaへのパスは設定してありますが、全てのOSを見ていないので書き換えが必要な場合もあります。
コントロールパネルのJavaのJava Runtime Environmentで確認する事が出来ます。


ucf.jar
パッケージコマンドです。

./CreativeSuiteSDK/CS Flex SDK 3.4.0/lib/ucf.jar

を選択しましょう。ucf.jar自体は何処においておいても問題ないので好きにしていただければ良いかと思います。

certificate file
PKCS12形式のファイルを選択します。生成はコマンドラインにてadtコマンドを使う必要があります。この操作は1回きりです。対応した証明書であるなら他の手段で生成したものでも大丈夫です。Adobeが公開しているConfigurator3を利用すると言うのが手軽で良いかもしれません。

adt -certificate -cn SelfSign -ou QE -o "Example, Co" -c US 2048-RSA SERTFILE.p12 PASSWORD

password
上のpkcs12ファイルに対するパスワードです。

timestamp server
こちらはタイムスタンプサーバーのURLを記述します。わたしは無料サービスのを利用しています。

以上を埋めた後applyボタンをクリックしましょう。設定がローカルに保存されます。


ワークスペースでの作業
target MXML
こちらはテキストエディタで編集したMXMLファイルを選択します。

package Name
生成するパッケージネームです。フルパスで記述して下さい。拡張子はもちろんzxpで。

package Path
パッケージする為のファイルを収集したフォルダを選択します。通常パッケージにはswfファイル及びmanifest.xml、アイコン(png)が含まれます。

builderWinSetting.png builderWinWork.png

こちらが動作イメージです。どこかの雑誌で特集してくれない物だろうか?まとまった情報を読んでみたいんだけど今の所ここ以上に情報が出ている所が無かったりする...

そうそうこちらからインストーラをダウンロードして下さい。

builder.exe.zip

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このブログ記事について

このページは、tenが2012年6月 8日 12:44に書いたブログ記事です。

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